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『蹴る群れ(木村元彦・著)』を読んだ感想

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通勤時やお昼休みにちょこちょこ読んでいたのでちょっと時間がかかってしまったけど、ようやく読み終えました。

『オシムの言葉』の著者による渾身の最新刊独裁者、民主化革命、亡命、内戦、移民。現代史に散りばめられたこれらの言葉に、我が身を晒しながらも、抗い、誇りを持って闘うフットボーラーたちの姿を描く!
引用元:Amazon.co.jp:蹴る群れ (集英社文庫)

2007年に書籍化された本が2014年に文庫本化されたので少し前の本ではあるが、内容はサッカー界の最新動向を書いているわけではないので別に問題なし。

戦争、民族問題、独裁政治、内戦などの状況でサッカーをしてきた選手にスポットライトを当て、当人たちにインタビューをした第一部、第二部では日本サッカーの稗史、第三部ではGKにスポットライトを当てています。

この本ではやはり第一部がメインなんだろうけど、個人的には第ニ部がおもしろかった。第二部の登場人物がとにかく熱い。引き込まれました。なでしこがW杯で優勝できた裏には、地道に女子サッカーの種をまいてきた先人たちがいたわけです。

やっぱサッカー関連の本を読むのは楽しい!

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