先日じゃがいも(男爵)の植え付けを行なったが、畝の長さが足りなくてキタアカリを植え付けできなかった。それで新たに畝を作らなければいけないんだけど、毎度毎度農協の方に来てもらうのは申し訳ないし、いずれは自分たちだけで全部をやらなければいけない。
いつやるか? 今で……ってなって、義弟と2人、初心者も初心者だけど、畝立てから植え付けまでやってみた。
最初はめちゃくちゃ不安だったけど、ちょっと考えたらこれで飯食ってるわけではないので、うまくできなくても困ることはない。まあつまり失敗してもいいわけなのだ。なのでけっこう気楽に取り組めた。
まずは愛機「ポチ」を出動させて、耕起。これはまあ力がいるだけで簡単簡単。そして肥料をまく。
じゃがいもを植えるからだと思うんだけど、肥料は「綿実油粕」、「畑のカルシウム」、「クローバー」をそれぞれバケツ半分ずつぐらい。それを撒いてからまた耕起。
次は畝の幅を決めるために「ポチ」が道を切り拓く。なんかかっこいい。
ここでちょっとミスったというか、思ってたよりも畝の幅を取りすぎた。70cmぐらいになってしまった。ここは多分あと10cmぐらい狭いほうが、同じ作業量でも高さを出せたと思う。
それから畝の形成。鍬を使って溝の土を上に被せて、猪八戒が持ってるやつみたいな農具で整える。
ここまで約一時間半。まあ順調だったと思う。ここで農協の方ができてるか確認するために来てくれた。絶対100点ではないんだけど「100点!」と言ってくれた。これで2人の若者の農業離れが食い止められた。
あとはキタアカリの植え付け。すでに切り口に灰を塗って乾かしているので植えるだけ。
ここからは先日の男爵と一緒。畝に穴を開けて種芋を植えて土を被せて上から「綿実油粕」と「クローバー」。最後に上からマルチを被せて完成。
ここまでで約3時間。上出来ではなかろうか。どんくさいおれでも大きな失敗なくできた。多少のミスはあっただろうけど、畝立て2回目だしこれで要領つかんだので次はもっとうまくできるだろう。