【感想】『僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版』(内田篤人・著)

読書感想
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うっちーことシャルケ04所属の内田篤人選手の自伝本。今回はその文庫改訂版を読んだ。

単行本は2011年12月に発売されているに何を今さらといった感じなんだけど、つい先日うっちーの新刊を読んだことでこの本を読んでみたくなった。

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内容紹介&感想

単行本が15万部というベストセラー本。タイトルが結構強烈。

「自分が見たことしか信じない」というのは、言い換えれば「自分以外の誰かが言っていることは信用しない」ということだ。

しかし、うっちーが伝えたいことはそうではない。

みなさんもそうかもしれませんが、僕にとって最後に頼れるのは自分だけです。自分の判断がとっても大事になります。周囲の人は、僕に気を遣って言ってくれないことも多いと思います。これはとても危険なことで、僕は自分で何とかしないとダダダッーっと落ちていきます。
引用:P.433あとがき

彼はとても真面目で物事を深く考えている、そして不器用であるという印象を受けた。

だからこそ、何かを決断する時に周囲の声をシャットアウトして、自分の声に耳を傾ける必要があるのだ。

周りの声を聞き過ぎると、自分で考えることを放棄しがちになる。これは確かにそうなんだろう。自分と向き合うことは大切だと思う。

鹿島への恩返し

それは、海外に移籍する場合、鹿島にきちんとした移籍金を残すこと。残りの契約期間に応じてではあるけれど、1億円を超える移籍金が支払わなければ、移籍できないように契約書に明記してもらった。
引用:P.61

この心がけは本当に素晴らしい。

ほとんどのJリーガーは契約満了と同時に海外移籍をすることで、0円で移籍しているケースが多いと思う。

サッカー選手の選手寿命は短いので、稼げる時に海外に移籍することは全く問題ない。自分の人生なのだからどんどん好きなチームに移籍したら良いと思う。

ただ何年もお世話になってきた所属クラブに対してはきちんと移籍金、うっちーのように1億円とは言わないが少しでもお金を残すように心がけてほしい。

そのお金をクラブは育成費用に回すなりなんなりで次世代のスターを育成してほしいものだ。

U-20日本代表

意外だったのは、当時のこのチームをうっちーが好きだったということ。

このチームは「2007FIFA U-20ワールドカップ」に出場した、槙野智章、安田理大らがいたいわゆる「調子乗り世代」。

目立つことが好きではないと自称しているうっちーが一番嫌いなチームだと思うんだけどな。

あのゴールパフォーマンスには加わることがなかったけれども、なんだかんだワイワイするのが好きなんだな。

同窓会でカラオケに行ったら一番に歌うらしいし。あれ? 目立つの好きなんじゃね? うっちーやっぱツンデレだよね。

結婚について

本書では結婚についても触れられている。女性ファンも多いだろうから気になるところだ。本書を読む限り、理想はかなり高そう。30歳までにできればいいなとのこと。まだ4年ある。

追記:内田選手、結婚されましたね。おめでとうございます!

まとめ

単行本は2011年12月に刊行されたが、本書は2013年6月の刊行。

この2年間について加筆されている。低迷や怪我について。

かなり真面目に赤裸々に書かれていて、自分をさらけ出した良書だと思う。

泣きながらグラウンドを走った話なんか、自分だったら隠しておきたいところだと思う。このブログで書ききれない興味深い話がまだまだある。まだ読んでいないなら、ぜひとも一度手にしてほしい。

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