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元サッカー日本代表・現サッカー解説者の福西崇史氏の著書『こう観ればサッカーは0-0でも面白い』を読みました。
最近サッカー関連の本ばかり読んでいます。というのも読書をする機会が年々減っているような気がして、いや別に読書をしないことが悪いことだとは思っていないのですが、もう少しましな文章を書くためには読書をすることも大切かなと思った次第です。
かと言ってビジネス本とか自己啓発本には全然興味がないので、好きなジャンルの本となるとやはりサッカー、スポーツになります。その一環で本書を読みました。
本書は2014年5月、つまり2014ブラジルワールドカップ前に刊行された本です。
「なぜあの選手はこう動いたのか」が理解できれば、日本代表や好きなチームの試合がもっと愉しめる!
引用元:『こう観ればサッカーは0-0でも面白い』裏表紙
目次
第1章「ボランチ」を見ればチームのカラーがわかる
第2章「戦術」を見ればチームの理想型がわかる
第3章「個の力」を見ればチームの可能性がわかる
第4章「個」と「組織」を完璧に融合したバルセロナ
第5章 日本代表はどこまで進化したか
終章 日本サッカーの未来
感想
「サッカーを観るとき、どんなところに注目していますか?」
著者の福西氏は解説者になってから、そのような質問を受けることが多くなったそうです。
確かにサッカーをプレイしたことがない人がサッカーを観る時にはそういう疑問が出てくると思います。
本書ではそういう方向けに福西氏が「観るべき三つのポイント」を提示してくれています。
ただ私自身はこの本を読んで特段驚くものはなかったかなというのが正直な感想です。
つまり少しでもサッカーをしたことがある人にとっては当たり前のようなことが書かれていますので、これからサッカーを観始める人、サッカーをしたことがないけど観るのは好きな人向けに書かれているのかと感じました。
でも色々な選手のプレイスタイルについての説明やジュビロ磐田黄金期の「Nボックス」についての話なども出てくるので、最近サッカーに興味を持ち始めたぐらいの人が読むと、わからないことが多いかもしれません。
ちなみに本書で最も重要な三つのポイントについては実際に読んで確認してみてください!ヒントは目次です(笑)